ELLEGARDEN復活に沸く世の中のはじっこで
今日(日付が変わって昨日)はELLEGARDEN復活のニュースに、あちこちから歓喜の声が聞こえた。
Twitterを開けば
「エルレ復活まじか…泣く」
「エルレ…(つд;*)」
「生きててよかった!」
の文字。
タイムラインには所謂エルレ聴いてました世代が多いわけで、このような声があがりまくるのは承知の上だ。
しかし、わたしはELLEGARDENの楽曲を知らない。
ELLEGARDENになんの思い入れもないわたしは泣けないのだ。喜びの涙を流せないのだ。一番近くにいる友人たちが歓喜の雄叫びをあげているなか、無表情でタイムラインをスクロールするのだ。
いままで仲間だと思っていた友人ですら遠く感じる。いや、彼らからしたらわたしがこの話題についてこないのが疑問だろうから、わたしがひとり離れ小島にいるだけなのかもしれない。
あれ?なんだろうこの感じ、何かに似てる。でも思い出せない、なんだろう。
ひとつ思い出せるのは、フェスで細美武士のソロステージを興味本意で見に行ったとき、細美氏の歌声に合わせて「♪メーイクアーウィーッシュ」とそこにいた全員が歌い始めたときの感覚だ。
よく聞くとすすり泣きも聞こえる。
やばい、わたしが居るべき場所じゃない。
そう思った。
Twitterのタイムラインでその感覚を久しぶりに味わうなんて。
それほどわたしのタイムラインにはELLEGARDENを待ち望んでいる人が多かったなんて。
気付かなかった。気付けなかった。
いや、だからむしろわたしがエルレを聞いてなかっただけなんじゃないかと思う。
待ち望んでいたリスナーが喜びを噛み締めているなか、わたしはなんだかわからない孤独感を噛み締めている。
ELLEGARDEN復活、おめでとうございます。
復活ライヴ、より多くのリスナーが行けますように。